
6月は、梅雨が明けるのと同時にサガリバナが咲き始めるのがとても楽しみな時期です。昨年の6月もサガリバナを描いた「一夜の命に魅き寄せられて」という作品を紹介しましたが、サガリバナが好きな方も多いので、花をメインに、キンギョハナダイと描いてみました。魚たちも花が咲いた喜びに皆笑顔です。
サガリバナとは、南西諸島の湿地帯に自生するサガリバナ科の常緑高木、
梅雨の明ける6月下旬から7月上旬、日が暮れて咲き、朝方には散ってしまう儚い花です。そんな一夜の限られた瞬間に、命を繋ぐために、強い香りを放ち虫たちを集め、命のバトンを渡します。生命の神秘、ロマンを感じます。
暗闇に怪しく光る白い花は、星空がよく似合います。
サガリバナが多く自生する石垣島は、「星空の島」とも言われ、天の川が美しく見えます。
サガリバナの花言葉は「幸せの訪れ」
アクリル画 原画 F3サイズ(220㎜×273㎜)
制作日 2019年9月1日
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