
モンガラカワハギです(笑)。
自然界が作り出す模様の不思議。
私が魚を好きな理由は、カラフルで奇抜な模様に魅かれるから。なぜこんな模様になったんだろう?進化の過程でなにがあったんだろう?と考えるだけでロマンですね。
草間彌生さんの水玉は、草間さんご自身が作り出したわけですが、自然界ではどうやって、水玉模様を遺伝子に組み込んでいったんだろう?
カラフルな色の魚の多くは熱帯魚で、サンゴ礁やイソギンチャクといった派手な色をした生物を住処としているため、派手な色の方が目立たないんだって(笑)。
派手な魚は、毒を持っていることが多く、モンガラカワハギも毒を持っている。
草間さんは苦しみから身を守るために派手な水玉を描くようになった。「美しいものにはトゲがある」とはよく言ったものだ。
水中のカラフルさは、本当に楽しい。私は、モンガラカワハギのことを密かに草間さんと呼んでいる。
アクリル画
F3(220mm×273mm)
2023年10月
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